大学生活について教えてください。

研究室活動では、学部生時代、院生時代ともに能登半島や東北地方の伝統的建造物群保存地区などの地域計画について研究を行なっていました。また、学部２年生からカフェのアルバイトを大学院卒業までやったほか、教育関係のアルバイトを経験しました。

就職やキャリアについて考え始めた時期や、就職活動を始めた時期はいつ頃ですか。また、どのような活動からはじめましたか。

学部３年生の夏頃に就職活動を始め、主に説明会に参加していました。しかし、まちづくりに関わりたいという思いがあったものの、どの観点から携わりたいのか決めきることができず、より学びを深めてから改めて決めたいという思いから大学院に進学しました。そして、大学院での学びを通じて、技術的な側面からまちづくりに関わりたいと考え始め、修士1年の春頃から企業インターンや、公務員ガイダンスなどに積極的に参加しました。

就職活動をするなかで、どのようなことを意識していましたか？

どんな大人になりたいか、どんな風に活躍したいかしっかり考える時間をとっていました。例えば、インターンシップや、説明会に参加した際に、そこで働くイメージができるかや、かっこいいと思える人がいるかなど、あまり硬く考えすぎずに就職活動を行なっていました。

就職活動の際に利用した就職支援サービスや愛用していたもの、役立ったアイテム?ツール?アプリについて教えてください。

黄金棋牌生協の公務員講座（※）を受講していました。日々の勉強はもちろん、松戸から西千葉キャンパスに通い、よりたくさんの人と面接練習ができるように工夫していました。そのほかにも、就職支援課のオンライン個別相談を活用し、就職活動の相談や、Web面接の練習を行いました。
（※「黄金棋牌生協公務員講座」の詳細はこちら）。

内定先を選んだ理由を教えてください。

就職活動を進めていく中で、自分が好きな街でまちづくりに関わりたいと思うようになったためです。また、園芸学部で学んだことを活かせる造園職があること、都市と緑、海の距離が近い特徴的な景観を生かしたまちづくりに関わってみたいと考えたため、神戸市役所を選びました。

就職活動を振り返って思う、『やっておいて良かったこと』

民間企業と並行して就職活動を行なったことです。地方公務員は近年SPIを活用した試験が多く、民間企業との併願も無理なく進めることができました。様々な選択肢を検討できたことが、納得のいく選択に結びついたと考えます。

就職活動を振り返って思う、『やっておけばよかったこと』

もっと横のつながりを持っても良かったと思いました。私の性格上、周りの人と比べてしまうことで疲れてしまうのではないかと考えて、就職活動の話題を避けていました。しかし、情報交換や、一緒に頑張るといった意味で積極的につながりを持っても良かったかもしれないと思いました。

これから就職活動を迎える後輩へのメッセージ

就職活動は、どんな将来を描きたいのか、自分の人生と向き合うとても重要な期間になると思います。できるだけ多くの人に頼って、納得のいく選択肢を見つける旅だと思って楽しんでやってもらいたいと思います。